
討議
議長:南野知恵子議員(日本) これからマニラ決議採択のための討議を行います。昨日、マニラ提言を読み上げました際に、会議日程の都合上、マニラ提言に意見のある方は、起草委員会に参加されることを要請いたしました。従いまして実質的な討議はすでに終了していると思います。マニラ決議をこの会議に参加された方々の総意として採択するために、これから、各国お一人ずつ発表の機会を差し上げたいと思います。昨日の起草委員会に参加された国の代表は、すでに意見を表明されたものとして、新たな意見のご発表は避けていただきたいと思います。それではどうぞ。進行は起草委員会で総括報告責任者として積極的に委員をリードして頂いたボイ先生にお願いしたいと思います。 コリン・ホリス議員(オーストラリア) オーストラリアのコリン・ボリスです。何も問題がないと思っております。すべてのことを幅広く網羅していると思いますし、達成可能なアジェンダだと私は考えます。この決議をオーストラリアの議会に提出することはなんら支障はないと申し上げるとともに、このようなすばらしい決議をまとめられ、この会議に提出されたことに対して心からお祝い申し上げたいと思います。 オーチュグ・リー議員(韓国) 私もこの決議に対して何も問題はないと思いますが、1つだけ提案をさせていただきたいと思います。この中でうたわれている原則、理念というものは、それぞれの国によって違うと思います。それがこの文章の中には盛り込まれていません。実際の行動計画を各国で作っていくべきだと私は思います。そして次の会合で、各国からそれぞれが作った行動計画をもとに女性の地位の向上で何をしたかということを報告することを提案いたします。 総括報告責任者:ナフィシア・ホイ議員(インドネシア) これは、決議そのものではありませんが、これからの作業についての提案です。AFPPDのもとでそういったことを強制することはできません。と申しますのも、この決議に合意していただいた後に、各国それぞれの行動計画を作ることになりますので、この場でそういったことを公式に提言することは避けたいと思います。
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